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住宅街をリスが駆けめぐり、休日ともなるとダウンタウンは大道芸人に群がる人で賑わう……。米国コロラド州ボールダー市は人口10万人(郡部25万人)の小さな街です。ロッキー山地の懐に抱かれ、1年のうち300日は日照があるなど自然に恵まれると同時に、コロラド大学の所在地として学園都市の顔も持ちます。
住民は教育・収入などレベルが高く、8割がインターネットに加入していると言われます。「住みたい街」ランキングで常に上位を占め続けるのもうなずけます。
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アウトドアスポーツに最適の自然環境、犯罪の少なさ、教育レベルの高さ、そして“Quality of Life”。ボールダーの魅力について社長達が口をそろえて言った言葉です。趣味のため、家族のためにここに住みたいと願い、その願いをインターネットが助けてくれます。
たとえば「ティアモ・パスタ」のジョン・スシさんは2、3時間にも及ぶ通勤時間を解消されました。ジャレド・シュッツさんの「ブルーマウンテン・アーツ」の社員は全国各地に住んでいて、オンラインで在宅勤務をしています。
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ハイテク産業の集中もボールダーの特長です。「インドラズ・ネット」のシェリ・マイヤーズさんはビジネスに適した街をいくつも統計的にはじき出した上で、実際に訪れてみて「ここしかない」と惚れ込みました。
日本から来た井沢敬さんは「大切なものを守ろうとする住民の自治意識がすばらしい」と絶賛しています。事実、ボールダーは環境政策に力を入れ「開発しすぎない」という徹底した姿勢を貫くなど、州内でもユニークな存在らしく「ボールダー共和国」などと呼ばれることもあるそうです。
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今回取材した10人の社長達の言葉(インタビュー参照)には一様にゆとりと自信が感じられました。それは自分のライフスタイルをしっかりと持って暮らしている人の言葉だからでしょうか。
ボールダー気質について何人かが「レイドバック」という言葉を口にしました。仕事や人生に対して「がつがつしない」態度を意味します。街全体の雰囲気にもこれは当てはまるようです。あくせくせずに人生を楽しみ、仕事にも打ち込める街。さて、ここ日本で、あなたにとってのボールダーはどこにあるのでしょうか?(敬称略)
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